STORES(ストアーズ)とは?料金や機能、口コミを解説

STORES(ストアーズ)とは?料金や機能、口コミを解説

本記事ではECサイト作成ツールの一つである、STORES。他のツールとの違いをご存知ですか?

この記事では、STORESの料金や機能、他のツールとの比較まで一気に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、ECサイト制作のツールの探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。

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目次
  1. 1. STORESの基本情報
    1. 1-1. STORESの料金
    2. 1-2. STORESの機能
  2. 2. STORESの導入のメリット・向いている企業
    1. 2-1. 画面が操作しやすく初心者向き
    2. 2-2. 無料プランがあり低リスクでスタートさせたい企業向き
  3. 3. STORESの導入事例
    1. 3-1. 餃子のかわしも
    2. 3-2. ヴィンテージアイテム販売店「Sirturday」
    3. 3-3. 常滑焼販売店「山源陶苑」
  4. 4. STORESの口コミ・評判
    1. 4-1. 良い口コミ
    2. 4-2. 良くない口コミ
  5. 5. 類似のECサイト作成ツールとの比較
  6. 6. STORESの費用やメリット、口コミを紹介しました

STORESの基本情報

STORESの料金

まずは料金プランについてみていきましょう。

基本料金およびオプション料金

 

基本プラン

オプション

 

フリープラン

スタンダードプラン

スピードキャッシュ

月額料金

0円

2,980円

0円

決済手数料

5%

3.6%

決済手数料+以下の手数料

フリー:+3.5%

スタンダード:+1.5%

STORESを利用する上で発生する費用は

  • 月額料金
  • 決済手数料(購入金額に応じて支払う手数料のこと)

の2つ。

フリープランの場合、売上が発生するまでは1円も費用がかからないため、リスクを抑えて始めることが可能です。

フリープランとスタンダードプラン、どちらのほうがお得か迷われるかもしれませんが、目安はおよそ月商20万円。月商20万円を超えるとフリープランの決済手数料が、スタンダードプランの決済手数料と月額料金の合計額を上回るからです。

初めから月商20万円を超えそうなのであればスタンダードプランで始めても良いし、最初はフリープランで始めて月商20万円を超えるタイミングでスタンダードプランに乗り換えても良いでしょう。

そして最大2ヶ月かかる振り込みを、最速翌日振り込みにまで早めるスピードキャッシュというオプションを提供しているのもSTORESの特徴の1つ。

決済手数料に加え、1.5%~3.5%の手数料を支払うことで、キャッシュフローを大幅に改善でき
ます。

倉庫サービス料金

また、商品の保管・梱包・発送業務を委託できる倉庫サービスも利用可能

倉庫サービスの料金は以下の通りです。

サイズ

SS

60

(2kg以内)

80

(5kg以内)

100

(10kg

以内)

120

(10kg

以内)

140

(10kg

以内)

入庫料

(1点

あたり)

0円

保管料

(1個/日

あたり)

0.2円

1円

2.8円

4円

7円

11円

国内配送料

(1個口

あたり)

402円

765円

875円

985円

1,073円

1,337円

沖縄配送料

(1個口

あたり)

0円

国内配送料

+660円

+1,210円

+1,760円

+2,310円

+2,860円

離島配送料

(1個口

あたり)

0円

国内配送料+550円

追加ピック

料金

(1個

あたり)

15円

29円

33円

40円

40円

46円

サイズは外箱の3辺の合計と重さによって決まります。

3辺の合計が60センチ以内であれば60サイズ、80センチ以内であれば80サイズ。時間のかかる発送関連業務を効率化でき、集客などに集中できるのは大きなメリットになるのではないでしょうか。

STORESの機能

続いて、プランごとの機能についてみていきましょう。

フリープランとスタンダードプランの代表的な機能は以下の表のようになっています。

 

フリープラン

スタンダードプラン

アイテム登録数

無制限

アイテム画像数

1アイテム15件

1アイテム30件

クレジットカード・コンビニ決済・

銀行振り込み

定期販売・予約販売

クーポン

代引き・Amazon Pay

×

配送日指定

×

在庫数CSV一括更新

×

送り状CSV出力

×

アクセス解析

×

独自ドメイン

×

サービスロゴ非表示

×

フリープランでも一般的な支払い方法や定期販売、クーポンなどに対応しているため、ネットショップの運営に必要な機能は揃っていると言えるでしょう。

有料のスタンダードプランに切り替えると、対応可能な支払い方法が増え、アクセス解析などもできるようになるというメリットがあります。

初めてネットショップを立ち上げるという方はフリープランから始めてみてはいかがでしょうか。

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STORESの導入のメリット・向いている企業

STORESの料金や機能といった基本情報について解説してきましたが、他のECサイトツールに比べてどういった点が優れているのでしょうか。

優れている点と、どういった企業に向いているかを解説していきます。

画面が操作しやすく初心者向き

画面が操作しやすく初心者向き

画像引用:STORES

STORESの最大のメリットは操作性の高さ。htmlやCSSといったプログラミングの知識がなくても、テンプレートを活用して簡単にデザインをカスタマイズできるようになっています。

世界観にあった画像やロゴなど、最低限の画像素材があれば1日でサイトを作ることも十分可能です。実際に導入事例をみても「実際に使ってみると、一番シンプルで分かりやすかった。」といった声があがっています。

無料プランがあり低リスクでスタートさせたい企業向き

無料プランも用意されているのがSTORESの特徴。そのため、ネットショップを初めて立ち上げる企業でも使いやすいサービスなのではないでしょうか。

ECサイトを立ち上げても順調に売れていくとは限らないため、高額な費用をかけて立ち上げるのは大きなリスクです。その点、無料プランも用意されているSTORESであれば、リスクを抑えて始めることができます

「ECサイトを始めてみたいけど、順調に売れなかった時のコストが心配」といった企業におすすめのサービスです。

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STORESの導入事例

初めてネットショップを立ち上げる方にもおすすめなSTORES。初めてECサイトにチャレンジする多くの企業から選ばれており、毎月10,000件ものショップが新たにスタートしています。

具体的な導入事例を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

餃子のかわしも

一つ目は餃子のかわしもの事例です。

課題

経営している飲食店の餃子をネットショップで販売できないかと模索していました。

STORESを選んだ理由

友人からの勧めでSTORESを利用し始めました。

成果

特に成果につながったのか、STORESのInstagram連携機能。集客の一環として力を入れたInstagramで認知が広がり、1年で売上が3-4倍まで拡大しました。

ヴィンテージアイテム販売店「Sirturday」

二つ目はヴィンテージアイテム販売店「Sirturday」の事例です。

課題

古着を中心に扱っているため、対面での販売が中心だったものの、コロナウイルスの影響で店舗は休業し、蚤の市などのイベントも中止に。

売り上げをあげるために、ネットショップの立ち上げを決めました。

STORESを選んだ理由

きっかけは、店舗に来てくれていたお客様がSTORESで働いていたこと。

他のサービスと機能などを比較したところ、必要最低限の機能が揃っていながらも費用が高くなく、デザイン性も良いためSTORESに決めました。

成果

地方からの注文も増え、売上のうち10%をネットショップが占めるまでに成長しました。

常滑焼販売店「山源陶苑」

3つ目は常滑焼販売店「山源陶苑」の事例です。

課題

直営店へのこだわりを貫きつつ、遠方に住む方でも購入できるようにしたいと考えていました。そのため、ネットショップを立ち上げることにしました。

STORESを選んだ理由

信頼しているメンバーからの勧めで使ってみると一番シンプルで分かりやすかったため、STORESを選びました。

展望

地域への貢献や、海外進出をさらに進めたいと考えています。

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STORESの口コミ・評判

ここまで、STORESの料金や機能、導入事例などについて紹介してきました。

導入するかどうかの参考になるよう、良い口コミ・良くない口コミに分け、より多くの意見についても紹介していきます。

良い口コミ

STORESに対する好意的な意見で良く挙がっていたのが以下の3点。

  • 操作しやすく手軽に始められる 
  • デザインテンプレートが十分な数そろっている
  • 決済手数料が比較的安い 

やはり操作性の高さについては高い評価を受けています。

またテンプレートが豊富に用意されており、すぐに構築できる点についても高い評価となっていました。

後ほど詳しく比較するBASEなどと比べて、無料プランの決済手数料が安いのも高評価。

操作性と費用の2つで高い評価を受けています。

良くない口コミ

一方、良くない点として挙げられていたのが以下の3点。

  • HTML編集に対応していないためカスタマイズ性が低い 
  • 独自ドメインを取得できるものの、持ち出しできないなど制限がある点が不便
  • フリープランの機能に物足りなさを感じる

直感的に操作できる反面、カスタマイズ性は低くなっています。

また、独自ドメインを利用する場合はSTORES内で取得する必要があり、その独自ドメインを他のサイトへと移管することができません。ドメインの利便性についても否定的な意見がありました。

ただ、この3点ともに上級者が直面する課題となっており、初めてネットショップを立ち上げる方はあまり気にする必要のないポイントとなっています。

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類似のECサイト作成ツールとの比較

ECサイト作成ツールはSTORES以外にも存在します。特に有名なのが、shopfiyとBASEという
2つ。

それぞれどのような特徴があり、どれくらいの費用で利用できるのかを表にまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

 

shopify

BASE

プラン

ベーシックプラン

:月額33ドル + 手数料3.4%

スタンダードプラン

:月額92ドル + 手数料3.3%

プレミアムプラン

:月額399ドル + 手数料3.25%

スタンダードプラン

:月額0円 + 各種手数料6.6%

グロースプラン

:月額5,980円 + 各種手数料2.9%

特徴

・越境ECに適した機能が豊富 

・追加できるアプリが豊富で

カスタマイズ性が高い

・テンプレート数が100種類以上と豊富

・操作しやすく、わかりやすい画面で初心者向け 

・無料から利用可能でハードルが低い

 ・無料プラン以外に有料プランがあり、

 有料プランは決済手数料が安い

shopifyは、カスタマイズ性に優れたツール。様々な企業が開発した8,000を超えるアプリを組み合わせることで、STORESやBASEにはない機能を実装できます。また、海外に対して販売する越境ECにも適しているのも大きな特徴。

しかし、どのプランでも月額費用がかかり、カスタマイズも少し複雑なため、上級者向けのシステムと言えるでしょう。

一方、BASEはSTORESと同様、初心者にとって使いやすいツール。操作が簡単で、初めてECサイトを作る方でも簡単にカスタマイズできるのが特徴です。

プランをみてみると、STORESと同様、月額費用が無料のプランと有料のプランの2つを提供しています。月額費用が無料のプランを比較すると、STORESの方が決済手数料が安く、コストを抑えることが可能。

有料プランではSTORESの方が月額費用が安い一方、手数料はSTORESの方が高くなっており、売上によってどちらのツールが良いか、決まってきます。

STORESの費用やメリット、口コミを紹介しました

STORESは月間10,000件ものショップが立ち上がるなど、初めてのECサイト立ち上げにぴったりのシステムです。

初めて立ち上げる方の場合、上手く使いこなせないシステムを選んでしまうと、かなり時間がロスしてしまいます。

今回の記事で紹介した、STORESの費用やメリットを踏まえ、ぜひ自社にあったシステムを選んでみてください。

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