Shopifyが売れないというウワサは間違い!売れない原因と改善策を解説!

Shopifyが売れないというウワサは間違い!売れない原因と改善策を解説!

「Shopifyは売れないと聞いたが本当か?」「Shopifyを使ってるが思うように売れない」

そんな企業担当者の方がいるかもしれません。

そんな方に向け、Shopifyは本当に売れないのか?思うように売れない場合の原因はなにか?改善策はあるのか?それぞれを解説していきます。

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目次
  1. 1. Shopifyが売れないというウワサは間違い
  2. 2. なぜ売れないのか?Shopifyが売れない原因
    1. 2-1. 商材に問題がある
    2. 2-2. 集客できていない
    3. 2-3. ユーザーの離脱につながるUI / UX
    4. 2-4. リピーターを獲得できていない
  3. 3. 売れないShopifyを改善するには?具体的な施策
    1. 3-1. ショップコンセプト / 商材の見直し
    2. 3-2. ネットショップの分析 / 問題点の把握
    3. 3-3. SEO対策 / コンテンツマーケティング
    4. 3-4. SNSを活用した集客
    5. 3-5. Web広告を活用した集客
    6. 3-6. UI / UXの見直し
    7. 3-7. リピーター獲得施策
  4. 4. 売れないShopifyの改善に有効なアプリ
    1. 4-1. 集客に有効な「まるっと集客」
    2. 4-2. CVR向上に有効な「Judge.me Product Review」
    3. 4-3. アップ / クロスセルに有効な「Personalized Recommendations」
    4. 4-4. リピーター獲得に有効な「easyPoints」
  5. 5. Shopifyが売れない原因と改善策を紹介しました

Shopifyが売れないというウワサは間違い

Shopifyが売れないというウワサは完全に間違いです。たとえば、どんなにいいギターを持っていても、弾き方を知らなければ音楽は奏でられません。Shopifyも同じこと。Shopifyがどんなに優秀なECプラットフォームでも、モノ・サービスを販売する方法を知らない、あるいは方法が間違っていたのでは「売れない」というだけです。

つまり、Shopifyはあくまでも「モノ・サービスを販売するためのツール」であり、ツールが原因で「売れない」ということはありません。むしろ、Shopifyはきちんと使いこなせば結果を残せる優秀なツールだといえるでしょう。そうでなければ、Shopifyは世界数百万のユーザーから利用されるECプラットフォームに成長できなかったはずです。

なぜ売れないのか?Shopifyが売れない原因

なぜ売れないのか?Shopifyが売れない原因

それでは、優秀なECプラットフォームであるはずのShopifyで売れないのは、なにが間違っているのか?Shopifyに限らず、ECサイトで思うように売れない原因は「商材」「集客」「UI / UX」「リピーター獲得」の問題である場合がほとんどです。

商材に問題がある

Shopifyが売れない根本的な原因としては「商材に問題がある」ことが挙げられます。具体的には、自社商材がユーザーに「魅力的ではない」「他社より品質が低い」と思われている。あるいは、自社商材の「魅力をアピールできていない」などが考えられます。

ユーザーに買いたいと思ってもらえる商材でなければ「売れない」のは当然です。商材自体に魅力があっても、ユーザーにそれが伝わらなければ、やはり「買ってもらえない」でしょう。特に、実店舗のように「商品を手に取って確認できない」ECサイトは、自社商材の魅力を効果的に伝えるための工夫も必要です。

集客できていない

Shopifyが売れないもっとも大きな原因としては「集客できていない」ことが挙げられます。自社型ECサイトは、開業さえすれば「自然と人が集まってくる」というものではありません。サイト自体の集客力を利用できるECモール出店と異なり、Shopifyへの集客は自力で行う必要があります。

集客施策は実施しているが効果を感じられないという場合は、施策が不充分か、間違った施策を実施している可能性があるでしょう。

自社ECサイトの集客方法については以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:自社ECサイトへの集客方法|集客の基本・具体的な方法・成功のポイントを解説!

ユーザーの離脱につながるUI / UX

Shopifyが売れない原因の1つとしては「使いにくいUIで、UXの満足度が下がる」ことも挙げられます。特に、集客施策がうまくいっていてアクセスはあるのに「売れない」場合は、UI / UXの問題でユーザー満足度が下がり、離脱してしまっていると考えられるでしょう。

UI(User Interface)とは、システムとユーザーをつなげる境界のこと。Shopifyの場合は、サイトを訪れたユーザーの目にするものすべてが「UI」です。一方のUX(User eXperience)とは、ユーザーがサービスを通じて得られる体験のこと。サイトを利用したり、買い物をすることで得られる「楽しい」「美しい」「高品質」などの体験が「UX」です。

つまり、優れたUXを提供するためには、ユーザーの使いやすいUIが必須。両者は密接に関係しており、UI / UXの関係性を念頭におきながら、ショップデザインしなければなりません。

ECサイトのデザインについては以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:売れるECサイトデザイン|参考になるギャラリーサイトやデザインのポイントを紹介!

リピーターを獲得できていない

思うようにShopifyの売上が伸びない原因として挙げられるのは「リピーターを獲得できていない」こと。なぜなら「1:5の法則」「5:25の法則」というマーケティング用語があるほど、リピーターの獲得が重要だからです。

「1:5の法則」とは、新規顧客の販売コストが、既存顧客の5倍かかるという法則のこと。同じ商材を販売する場合でも、新規顧客の「獲得にかかるコスト」が大きいため、利益率が下がるということです。

一方「5:25の法則」とは、顧客離れを5%改善することで、利益が25%改善されるという法則のこと。新規に獲得した顧客をリピーターとして確保できれば、利益率が改善されるということです。

つまり、リピーターを獲得しつつ新規開拓を進めることで、利益率を高めながらビジネスの継続的な成長が見込めます。逆に、リピーターを思うように獲得できていなければ、自転車操業状態で売れないShopifyを運営せざるを得なくなるでしょう。

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売れないShopifyを改善するには?具体的な施策

売れないShopifyを改善するには?具体的な施策

ここまでで、売れないShopifyに考えられる原因について解説してきました。それを踏まえた上で、売れないShopifyを改善する具体的な施策を紹介していきましょう。

ショップコンセプト / 商材の見直し

具体的な施策を実施する前に、まずやるべきことはショップコンセプト / 商材の見直し。ショップコンセプトとは、「だれに(ターゲット)」「なにを(商材)」を届けるのか?「どのような価値」を提供するのか?ショップとしての一貫した方針です。

たとえば、商材の質がよくても、それを必要としていない人にアピールしていたのでは売れません。商材の質が悪く、顧客を満足させられていない(価値を提供できていない)なら、リピーターの獲得は難しいでしょう。Shopifyが売れないと悩む前に、自信を持って商材をアピールできる状態なのか?コンセプトの点検が必要です。

ネットショップの分析 / 問題点の把握

次に、売れないShopifyの問題点がどこにあるのか、各種データを分析して現状を把握し、改善するための仮説を立てます。たとえば、訪問者数が少ないなら集客の、購入率が悪いならUI / UXや商材の問題かもしれません。やみくもに施策を試すのではなく、効果のありそうなところから手をつけていくのがポイントです。

Shopifyには各種データを分析できる「ストア分析」機能が搭載されていますが、Googleアナリティクスを併用することで不足しがちなデータを補うことも可能。まだGoogleアナリティクスを利用していない方は、すぐにでも導入しておきましょう。

参考:Shopifyヘルプセンター

SEO対策 / コンテンツマーケティング

売れないShopifyの問題点は、集客である場合がほとんど。ECサイトの集客方法にはいくつかがありますが、すぐにでも実行しておきたい集客施策がSEO対策 / コンテンツマーケティングです。

SEO対策とは、Googleの検索エンジンに最適化することで自社サイトの評価を高め、ユーザーから検索されやすくすること。Shopifyの場合、最適なタグが自動生成されるため、あまりSEOを意識する必要はありませんが、商品ページを作り込むだけでも効果があります。

一方のコンテンツマーケティングとは、有益な情報 / コンテンツを発信することで、ユーザーから積極的に自社を見つけてもらうマーケティング手法のこと。たとえば、ブログでユーザーの本当に知りたい情報を惜しみなく提供することで関係性を深め、最終的に自社のファンになってもらうなどです。

効果を得られるまでに時間がかかる一方、費用を抑えながら実施できる集客施策であることもポイント。中長期的に取り組んでいく必要がありますが、リピート購入の期待できる関係性の深いユーザーを獲得できます。

SNSを活用した集客

効果的かつ費用を抑えながら実施できる集客施策には、SNSを活用する方法もあります。たとえば、沖縄のオリオンビールは「沖縄時間を家で楽しんでもらう」をコンセプトにECサイトを運営。このコンセプトを補強する「沖縄の空気を感じる非セールス情報」を発信したことで、5,000人だったTwitterフォロワーを75,000人まで増やしています。

参考:Shopify

費用はかかりますが、インフルエンサーに自社商品を拡散してもらうというSNS活用方法も考えられます。

Web広告を活用した集客

SEO / コンテンツマーケティング / SNS活用と異なり、即効性のあるECサイト集客施策がWeb広告活用です。Web広告にはいくつかの種類がありますが、ポイントとなるのはターゲットへ届けられるよう効果的に運用すること。広告運用のノウハウがないという場合は、アウトソーシングを検討するのも方法です。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告(バナー広告)
  • SNS広告
  • アフィリエイト広告

ただし、即効性を期待できる一方、Web広告を運用するには「費用」が必要なことは覚えておきましょう。特にリスティング広告では、人気KWのクリック単価が1,000円程度になる場合も。他の集客施策とのバランスを考えながら、適切なタイミングで活用していくことがポイントです。

UI / UXの見直し

自社ECサイトの購入率は、一般的に1〜2%程度だといわれています。この数値を下回っているようなら、ShopifyのUI / UXに問題はないか?購入率を改善するために見直していきましょう。

具体的には「購入までの導線」「商品ページの充実」「カゴ落ち対策」「決済方法」の改善が挙げられます。

購入までの導線

ECサイトにおける理想的な「購入までの導線」とは、ユーザーが目的の商品を見つけやすく、購入しやすい状態のこと。カートにたどり着くまで何度もページ遷移する、欲しい商品が見つからないのでは、途中で離脱されてしまいます。

これを改善するには、情報を整理してカテゴリーごとに分類(グルーピング)することが基本。商品検索機能を実装する、購入ボタンのデザインや位置を工夫するのも購入率の改善につながります。

商品ページの充実

商品ページを充実させることで購入率を改善できます。なぜなら、商品を手に取って見れない、フェイストゥフェイスで接客できないECサイトでは、商品ページが購入の決め手となるからです。

具体的には、クオリティの高い商品写真を使う、さまざまな角度の写真を掲載して商品イメージをつかめるようにする、紹介文を充実させるなどが挙げられるでしょう。チャットツールでユーザーの疑問を解消する、レビューを掲載するなどで購入を後押しする方法もあります。

カゴ落ち対策

カゴ落ちとは、カートに商品を追加したにもかかわらず、なんらかの理由でチェックアウトせずにユーザーが離脱してしまうこと。こうしたカゴ落ちを改善できれば、購入率を高められます。

幸い、Shopifyには「チェックアウト離脱自動通知」機能が搭載されているため、積極的に活用していきましょう。チェックアウト離脱自動通知機能とは、カゴ落ちしたユーザーに「決済未完了メール」を自動通知する機能のこと。通知メールを編集することも、手動で送信することも可能です。

参考:Shopifyヘルプセンター

決済方法の見直し

カゴ落ちが発生する原因はさまざまですが、もっとも多いと考えられるのは「ユーザーの希望する決済方法がない」こと。つまり、決済方法を見直すことで、購入率を改善できる可能性があります。

たとえば、子供向け商材をメインにしているにもかかわらず、決済方法がクレジットカードのみであれば「購入できないユーザーが多い」ということも考えられるでしょう。ターゲットを含む自社ECのコンセプトと照らし合わせ、適切な決済方法を用意しておくことがおすすめです。

リピーター獲得施策

繰り返し自社商品を購入してくれるリピーターの存在は、ECサイトの売上ベースを底上げするためにも重要。リピート率が低いのであれば「メールマーケティング」「ポイント / クーポン活用」などの施策を実施し、ユーザーを囲い込みましょう。

メールマーケティング

メールマーケティングの中心となるのは、定期的なメルマガ配信です。ただし、セール / キャンペーン情報を配信するだけでは大きな効果は得られません。それどころか、配信されたことにすら気付かれない場合もあります。

顧客の特性に応じて配信内容を最適化する、興味を惹くタイトルで開封率を高める、読んでもらえそうなタイミングで配信するなどの工夫が必要。配信後の効果測定、およびユーザーの反応をもとにした継続的な改善も欠かせません。

ポイント / クーポンの活用

ユーザーの囲い込み、リピーター獲得に有効なのが、ポイント / クーポンの活用です。商品購入時にポイントを付与すれば、ユーザーにポイントを貯めるという「楽しみ」を与えられます。有効期限間近にメール配信することで、購入につなげることも可能。さらに、適切なタイミングでクーポンを配布すれば、より効果を高められます。

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売れないShopifyの改善に有効なアプリ

ここまでで、売れないShopifyを改善するための具体的な施策を紹介してきましたが、限られたリソースですべての施策を実施することは困難。多彩なアプリが利用できるShopifyの特徴を活かし、自動化できる作業はアプリに任せてしまいましょう。

以下から、売れないShopifyの改善に有効なアプリをいくつか紹介していきます。

集客に有効な「まるっと集客」

集客に有効な「まるっと集客」

画像出典:Shopify app store

「まるっと集客」は、Google / Facebook / Instagramなどのクリック課金型広告を、売上に連動した成果報酬型で導入できるShopifyアプリです。初期費用なしで導入できる手軽さに加え、LINEメディアや大手アフィリエイトサイトと連携できるため、有料広告を一括管理可能。これまでWeb広告を利用してこなかった方にも使いやすいアプリです。

CVR向上に有効な「Judge.me Product Review」

CVR向上に有効な「Judge.me Product Review」

画像出典:Shopify app store

「Judge. me Product Review」は、Shopifyにレビュー機能を追加するアプリです。テキストだけでなく、写真や動画を使った投稿に対応することが特徴。ユーザーにレビューを依頼するリクエスト機能もあり、有料版ならクーポンを配布してレビュー投稿率を高める機能も利用できます。

アップ / クロスセルに有効な「Personalized Recommendations」

アップ / クロスセルに有効な「Personalized Recommendations」

画像出典:Shopify app store

「Personalized Recommendations」は、過去の購入履歴をもとに、AIが自動的に関連商品やおすすめの商品を表示するShopifyアプリです。商品ページ / カートページどちらにも表示でき、表示された関連商品を検索することも可能です。

リピーター獲得に有効な「easyPoints」

リピーター獲得に有効な「easyPoints」

画像出典:Shopify app store

「easyPoints」は、日本のEC事業者が使いやすいように設計された、ポイント管理Shopifyアプリです。基本ポイント機能に加え、キャンペーンポイント、特典ポイントなどの付与が可能。Shopify POSやスマレジと連動し、ECサイトと実店舗のポイント連携を実現できるほか、個別のカスタマイズも可能です。

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Shopifyが売れない原因と改善策を紹介しました

「Shopifyは売れないと聞いたが本当か?」「Shopifyを使ってるが思うように売れない」そんな企業担当者の方に向け、Shopifyは本当に売れないのか?思うように売れない場合の原因はなにか?改善策はあるのか?それぞれを解説してきました。

売れないShopifyの原因は大きく「商材」「集客」「UI / UX」「リピーター獲得」の4つ。それぞれの問題点を明確にし、適切な施策を実施することで改善可能です。しかし、施策の立案・実施にはECならではのノウハウが必要なことも事実。自社だけ改善することが難しいなら、ECコンサル会社に相談してみるのも方法です。

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