ネットショップの集客方法12選!短期・中長期で効果を出すには?
ネットショップを開設したものの、売上が伸びず悩んでいる方もいるかと思います。
そこで本記事では、ネットショップで効果的な集客方法をお伝えします。短期・中長期で効果が見込める集客方法や、ネットショップ集客でよくある質問もご紹介。ぜひ貴社のネットショップ集客にお役立てください。
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ネットショップの集客方法12選
まずは、ネットショップで短期的な効果が期待できる集客方法を見ていきましょう。
短期的な効果が期待できる6つの集客方法
まずは、短期間での効果が期待できるネットショップの集客方法を見ていきましょう。
1. リスティング広告
リスティング広告とは「検索連動型広告」のことで、検索結果の画面上部や下部に、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されます。
たとえば、「ネットショップ 代行」と調べたユーザーに対して、ネットショップ代行業者の広告が表示されるなど。広告をクリックしたユーザーを、自社の公式ページや購入ページなど特定のサイトに誘導できます。
リスティング広告は、検索結果画面の目立つ部分に表示されるためユーザーの目に留まりやすく、即効性が高いです。しかし、効果が期待できる分コストが高いのがデメリットといえます。
2. ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、ユーザーがWebサイトやアプリを見ているときに、そのサイトやアプリに関連する広告を表示させる仕組みです。テキストだけでなく画像や動画も表示させることで、ユーザーに対して視覚的にアピールできます。
ディスプレイ広告は、興味関心はあるものの自分で気づいていない「潜在層」にアプローチ可能です。潜在層に対して画像や動画を用いた広告を表示させることで、ユーザーの「これが欲しい!」という新たなニーズ喚起につなげます。細かいターゲティングができるのもディスプレイ広告の特長です。
3. アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、アフィリエイター(媒体主)が自身のWebサイトやブログに商品の広告を載せ、ユーザーのクリック・購入を促す仕組みです。第三者であるアフィリエイターを巻き込むことで、自社ではアプローチできない新たな顧客層を取り込めます。
ネットショップ運営者は、ASP(広告主とアフィリエイターを仲介する広告プラットフォーム)に申し込むことで、アフィリエイト広告が利用できるようになります。基本的には成果に応じてのみ費用が発生する「成果報酬型」となるため、広告主側はリスクを抑えた運用が可能です。
4. インフルエンサーによる紹介
YouTubeやSNSで活躍するインフルエンサーに自社商品を紹介してもらうのも効果的です。たとえば、美容商品を売りたい場合、美容系YouTuberに案件を依頼します。インフルエンサーは動画内で実際に商品を使って客観的な評価をしてくれるため、フォロワーへの興味喚起が可能です。インフルエンサーの投稿がSNSで拡散されれば、さらに商品情報や口コミが広がり、ネットショップへの集客力アップが期待できます。
5. ランディングページの最適化
ランディングページ(ユーザーが最初にアクセスするページ)も、ネットショップの売上に大きな影響を与えます。ランディングページで興味喚起ができなければユーザーは離脱し、商品は購入されません。
ランディングページを最適化するには、ヒートマップ(ユーザーのWebページ内での行動を可視化できるマップ)を使ってページの現状を分析し、課題のある部分を改善することが大切です。
- 1番クリックされている部分はどこか
- ユーザーが離脱している部分はどこか
- ページの滞在時間はどのくらいか
- ページのどこまで閲覧されているか
たとえばページの途中で離脱されている場合、内容が冗長で飽きられている、ユーザーが求めていない情報が書かれているなどの可能性があります。ページの問題部分を特定し、必要に応じて改善しましょう。
6. SNS広告
SNS広告とは、TwitterやFacebookなど SNSのタイムラインに広告を表示させる方法です。ユーザーが日常的に閲覧するタイムラインの中に広告を溶け込ませることで、認知してもらいやすいメリットがあります。
SNSによって広告の特徴は異なります。たとえば、Twitterは拡散性が高い、Facebookは実名登録によって細かいターゲティングができる、Instagramは広告らしさを軽減できるなど。自社商品のメインターゲットがどのSNSを利用する傾向にあるのか、自社商品のブランドイメージを崩さないかなど考慮した上で、自社に適したSNS広告を選びましょう。
中長期的な効果が期待できる6つの集客方法
続いて、中長期で効果が見込めるネットショップの集客施策を見ていきましょう。
1. 商品ページのSEO対策
SEOとは「検索エンジン最適化」を指し、ネットショップを検索上位に表示させるために重要です。たとえば知育玩具などのベビー用品を扱っている場合、「知育玩具 おすすめ」というキーワードに対して、自社の商品ページを最適化します。商品ページのタイトルや説明文にキーワードを入れるなどの方法でSEOの最適化が可能です。
2. ブログなどの自社メディア
ブログなどの自社メディアを作成し、ユーザーにアプローチすることも可能です。自社商品のターゲットとなる顧客の悩みや疑問に対して記事を書きます。
たとえば化粧品を扱っている場合、「コンシーラーの正しい使い方は?」「ファンデーションの選び方とは?」といった疑問に対して答える記事を公開。自分に合った商品を探している人や購入を迷っている人の購買意欲を高められます。
3. メールマガジンの運営
メールマガジンは、リピーター獲得に効果的な施策です。たとえば「購入のお礼メール」や「キャンペーンの告知」などを配信することで、顧客との継続的な信頼関係を築けます。
顧客の年齢や性別、居住地域に応じた「セグメント配信」ができるのもメルマガの魅力です。届けたい人に最適な情報を届けられるため、顧客に喜んでもらえるメールを送れば高い効果が期待できます。
最初からメルマガ機能の付いたネットショップ作成サービスも多いため、費用対効果の高いリピート施策といえるでしょう。
4. 動画マーケティング
YouTubeなどを活用した動画マーケティングも、ネットショップにおいて有効な集客方法です。
ブログなどの記事コンテンツとは異なり、動画には人の動きや声が入るため、ユーザーの視覚や聴覚に訴えかけることができます。テキストや静止画では伝わりにくい部分まで細かく伝えられるのも動画の強みです。
動画は「商品の使い方」や「メンテナンス方法」などハウツー系のコンテンツがおすすめ。ハウツー系動画は、ユーザーの悩みや疑問をダイレクトに解決することができます。
5. SNSによる情報配信
TwitterやInstagramなど SNSを使った情報配信も効果的です。SNSはネットショップの認知拡大にはぴったりのツールといえます。
Twitterでは「リツイート」、InstagramやFacebookでは「シェア」による情報の拡散が期待できます。また、ブログ記事のURLをSNSの投稿に貼り付ければ、多くの人に記事を読んでもらえる可能性が高まるでしょう。
6. ネットショップ集客代行
自社リソースの確保が難しい場合は、ネットショップの集客代行に頼るのも手です。
代行業者の幅も広く、ネットショップの構築から運用までワンストップで対応している業者から部分的な集客を依頼できる業者などさまざま。自社ショップに強い業者から、ECモールに特化した業者まで多くの代行業者があります。
ネットショップ集客のプロフェッショナルが自社の課題を見つけ、適切な施策を行ってくれます。
ネットショップの集客方法に関するよくある質問
ネットショップも含めて、開業当初はわからないことばかりで色々な壁にぶつかります。ここでは最後に、ネットショップの集客についてのよくある質問をご紹介します。
起動に乗るまでどのくらいの時間がかかる?
商材や集客方法によって異なりますが、ショップが軌道に乗るまで、最短でも半年程度は見ておきましょう。ネットショップも含めて開業や独立は思うようにいかないもの。長期的に取り組むものだと思って運営することが大切です。
ネットショップ集客にインスタは使える?
実はネットショップとInstagramは相性のよい集客方法です。InstagramはTwitterのような拡散力はありませんが、写真や動画によって商品の魅力やネットショップの世界観を訴求できます。
また、Instagramでは「ストーリー機能」や「ダイレクトメッセージ機能」など、ユーザーとコミュニケーションを取れる機能も充実。うまく活用することで、ショップのファン獲得につながります。
商品が売れない時に考えられる原因は?
ネットショップで商品が売れないとき、以下の理由が考えられます。
- ショップのコンセプトやターゲットが曖昧になっている
- 新規購入者に対するリピート施策が打てていない
- サイトが見づらくユーザーが購入まで至らない
コンセプトが曖昧だと、ショップに魅力を感じず、ユーザーが離れてしまっている可能性があります。届けたい人に情報を届けるためには、ターゲット設定も重要です。また、新規とリピートでバランスよく施策を打てているか、サイト自体が見やすいかどうかもチェックしましょう。
【まとめ】ネットショップ集客は短期から長期の目線で行うことが大切
ネットショップが軌道に乗るまでは時間がかかるため、長期目線で運営することが大切です。広告やSNSなど短期的な方法だけでなく、SEOやメルマガ、動画マーケティングなど長期的な方法も行うことで、売上の安定化につながります。
また、そもそもコンセプトやターゲット設定が曖昧だったり、サイトが見にくかったりでユーザーに刺さっていない可能性もあるので、ショップ自体を見直すことも大切です。
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