ShopifyPlusと通常プランの違いとは?機能と料金を比較

ShopifyでのECサイト構築を検討しているが、通常プランとPlusの違いがよくわからないという方も多いと思います。

本記事では、Shopify Plusに搭載されている機能、Shopify Plusの特徴、通常プランとの違いなどを紹介していきます。Shopify Plusを検討する際の参考にしてください。

目次
  1. 1. Shopify Plusとは
  2. 2. Shopify Plusの特徴
    1. 2-1. スタッフアカウント数に制限がない
    2. 2-2. 追加できるテーマ数が100種類まで増大
    3. 2-3. Shopify POS Proの利用が無料
    4. 2-4. 専任サポートを受けることができる
    5. 2-5. 作業の自動化・効率化が可能
    6. 2-6. サーバーが充実
    7. 2-7. オールインワンコマースプラットフォーム
    8. 2-8. コンバージョン獲得に特化した設計
    9. 2-9. 柔軟な拡張性
    10. 2-10. スピード重視の設計
  3. 3. Shopifyに搭載されている機能
  4. 4. Shopify Plusでできること
    1. 4-1. 専用のAPIの利用とAPIの高速化
    2. 4-2. 卸売チャネル(Wholesale Channel)
    3. 4-3. Shopify Flow
    4. 4-4. Shopify Script Editor
    5. 4-5. Launchpad専用アプリ
    6. 4-6. 10個のストア運営ができる
    7. 4-7. チェックアウトページのカスタマイズ
    8. 4-8. Shopify Plusの優先サポート
    9. 4-9. 複数通貨への対応
    10. 4-10. 登録ロケーション数を1000箇所まで設定可能
    11. 4-11. Transporter
    12. 4-12. Bulk Account Inviter
    13. 4-13. Googleタグマネージャーの利用が可能になる
    14. 4-14. チームでショップを運営するための管理画面
    15. 4-15. ボット防止機能
    16. 4-16. POS Pro
  5. 5. Shopify PlusとShopifyの料金比較
    1. 5-1. Shopify Plusの料金
  6. 6. Shopify Plusがおすすめな人
    1. 6-1. Shopify Plusの手数料
  7. 7. Shopify Plusパートナーについて
    1. 7-1. Shopifyパートナーとは
  8. 8. Shopify Plusパートナーの選び方
  9. 9. Shopify Plusパートナー3選
    1. 9-1. 株式会社アパレルウェブ
    2. 9-2. フラッグシップ株式会社
    3. 9-3. トランスコスモス株式会社
  10. 10. Shopify Plusで効果的にサイト運営を行おう

Shopify Plusとは

Shopify Plusは、Shopifyのベーシック・スタンダート・プレミアムの3プランのさらに上位に位置するプランです。通常の3種類のプランよりも多くの機能が利用できます。

Shopify Plusの機能を活用すると、様々な業務を自動化したり効率化できるため、ECサイトの運営にかかる手間を減らすことができます。ECサイトを複数運用するケースや、取引量が多いケースでの利用がおすすめです。

Shopify Plusの特徴

Shopify Plusでは、ECサイトを構築・運営する際に有効な機能が数多く提供されています。また、クレジットカード決済時の手数料が他のプランに比べて安くなっているという特徴もあります。

通常のプランとの違いは主に以下の10項目です。

  • スタッフアカウント数に制限がない
  • 追加できるテーマ数が100種類まで増大
  • Shopify POS Proの利用が無料
  • 専任サポートを受けることができる
  • 作業の自動化・効率化が可能
  • サーバーが充実
  • オールインワンコマースプラットフォーム
  • コンバージョン獲得に特化した設計
  • 柔軟な拡張性
  • スピード重視の設計

以下で詳細を解説していきます。

スタッフアカウント数に制限がない

スタッフアカウントの数に制限がないため、スタッフアカウントを自由に増やせます。

ECの規模が大きくなってくると、作業量や作業に携わるスタッフの数も増えてしまい、アカウントの共有では作業が滞るおそれがあります。そのため、複数のスタッフが同時に作業ができるようにユーザーアカウントを増やすなどの対策が必要です。

Shopify Plusに加入するとスタッフアカウントを無制限に作成できるので、複数のスタッフアカウントで分担して同時作業ができるようになります。

また、個人やチームごとにスタッフアカウントを分けることにより、アカウントの権限の個別設定ができることもメリットの1つです。アカウントによって権限を変えることで、セキュリティ対策・コンプライアンス対策にもなります。

追加できるテーマ数が100種類まで増大

Shopifyで利用できるテーマが100種類まで増えます。

Shopify Plusでは、1つのアカウントで最大100種類のテーマを追加できるため、新しいテーマを試したり、季節に合わせて変更したりしやすくなります。季節に合わせて商品を入れ替えるECサイトの運営が効率化できます。

Shopify POS Proの利用が無料

Shopify Plusに加入すると、Shopify POS Proを無料で利用できます。(Shopify Plusに入らずにShopify POS Proを利用する場合の費用は1ヶ月あたり79ドル)

Shopify POS Proは、Shopifyや実店舗で利用できるPOS(販売時点情報管理)システムです。Shopify POS Proを利用することで、ECサイトと実店舗の販売を連携できます。

Shopify Plusに加入すると登録できる店舗数も増えますので、利用したい実店舗を多く抱えているケースでおすすめです。

専任サポートを受けることができる

Shopify Plusでは、専任エキスパートや専門パートナーによる専任サポートが受けられます。

立ち上げ支援チームによるECサイト構築のためのコンサルティングや、立ち上げ後に軌道に乗せるための「マーチャントサクセスプログラム」なども提供しています。業界エキスパートによる手厚いサポートを日本語で受けられるので、誰でも安心して相談可能です。

作業の自動化・効率化が可能

Shopify Plusに加入すると、通常プランでは利用できない機能が追加で使えるため、作業の自動化や効率化ができます。

例えば、Shopify Plusで利用できるLaunchpadを利用すると商品の価格や説明内容、テーマなどの変更を事前に予約できます。

また、受注・在庫表示・顧客管理などを自動化できる無料アプリのshopify Flowではリスク管理、在庫管理、プロモーション管理が可能です。

これらの機能を活用することで、業務の自動化・効率化ができます。

サーバーが充実

Shopify Plusでは、帯域幅(同時に通信できる量)無制限のサーバーを使えることが特徴です。

イベント関連の商品やトレンドに左右されやすい商品を扱っている場合、アクセスが集中することが多いので、帯域制限で表示速度が低下すると離脱の原因になります。

Shopify Plusでは帯域幅無制限の超高速なグローバルサーバーを利用できるので、サーバーダウンのリスクを減らすだけでなく、ユーザーの離脱率も下げられます

オールインワンコマースプラットフォーム

Shopify Plusを利用すると、DtoC(Direct to Consumer)から実店舗、リテール、BtoB、SNSまで、あらゆるチャネルでの販売が可能です。したがって、チャネルごとに複数のプラットフォームを利用する場合に比べて作業の手間を減らせます。

チャネルごとに別々のプラットフォームを使う場合は、それぞれのデータをまとめる作業が必要になります。しかし、Shopify Plusに加入すると自動でデータが集約されるため、データをまとめる作業が必要ありません

コンバージョン獲得に特化した設計

Shopify Plusは、コンバージョン獲得に特化した設計になっていることも特徴です。

Shop Payを利用した場合のコンバージョン獲得に関する主な特徴は以下のとおりです。

  • 標準的な決済画面と比べてモバイルコンバージョン率の増加率が91%
  • チェックアウトにかかる所要時間が短縮される
  • Shopify Audiencesによる広告費用対効果が6.6倍
  • 世界中でShop Payを利用している買い物客の数1億人超

そのほか、人気のSNSや検索エンジンまで、データに基づいてターゲティングする最先端のマーケティング機能なども提供しています。

柔軟な拡張性

Shopify Plusでは、次に進出すべき場所・タイミングを分析する機能や、現地のShopify Plusパートナーと連携してストアを最適化する機能が使えます。

Shopifyで販売可能な国の数は175か国 (対応言語は21言語)、Shopifyを利用したビジネスによる累積売上総額は6,500億ドル。米国でのECコマース市場全体の10%を占めるほどのシェアも誇っています。

Shopify Plusの機能を使うことで、海外の市場に柔軟に対応できます。

スピード重視の設計

Shopify Plusは、スピードも重視した設計をしています。

最新のトレンドにいち早く対応するための設計は以下のとおりです。

  • 操作が簡単なShopifyにすばやくオンラインストアを移行し、公開
  • 新しいキャンペーン、チャネル、カスタマイズ、テストを迅速に行い、繰り返す
  • システムやストアで繰り返される、高パフォーマンスのワークフローを自動化する
  • 専用アプリとパートナーエコシステムで、ビジネスが必要とするあらゆるソリューションを作り出す

また、新機能をいち早く市場に投入して、消費者トレンドにリアルタイムで対応するためのサポートも提供しています。

Shopifyに搭載されている機能

Shopifyに標準搭載されている主な機能は以下のとおりです。

マルチチャネル

プラットフォーム

Shopifyは、以下のチャネルとの連携に対応しています。

  • ・オンラインストア
  • ・Facebook(Messengerを含む)
  • ・Instagram
  • ・Amazon
  • ・購入ボタン
  • ・Pinterest
  • ・Google Shopping

また、Shopifyアプリストアに追加された外部サービスを利用すると、

その他の販売チャネルの開設もできます。

在庫管理

在庫の表示や在庫数の調整が、専用の管理画面でできます。

Shopify APPストアの利用

様々な拡張機能の追加ダウンロードが可能です。

越境ECのへの対応

多言語設定、他通貨設定に対応しています。

ストア分析

購買データやECサイトの流入データをまとめて管理できます。

100種類以上の

テンプレート

100種類以上のテンプレートが利用できます。

(無料で利用できるのは12種類)

Shopify POS

Shopify POSを利用した店舗での商品販売ができます。

(Shopify POS: ECサイトや実店舗のレジでの販売データを集計し、

在庫管理や顧客管理、分析などをするもの)

Shopify Plusでできること

Shopify Plusでは、以下の機能が追加で利用できます。

  • 専用のAPIの利用とAPIの高速化
  • 卸売チャネル
  • Shopify Flow
  • Shopify Script Editor
  • Launchpad専用アプリ
  • 10個のストア運営ができる
  • チェックアウトページのカスタマイズ
  • Shopify Plusの優先サポート
  • 複数通貨への対応
  • 登録ロケーション数を1000箇所まで設定可能
  • 既存ストアのデータインポート
  • Bulk Account Inviter
  • Googleタグマネージャーの利用が可能になる
  • 組織の管理画面へのアクセス
  • ボット防止機能
  • POS Pro

以下で詳細を解説していきます。

専用のAPIの利用とAPIの高速化

Shopifyの通常プランでは制限されているShopify Plus専用APIが使用できます。また、APIの速度や容量なども通常版に比べて強化されているので、大量のトラフィックやトランザクションにも対応可能です。

専用APIには、1つのアカウントとパスワードで複数のECサイトにログインするAPIやギフトカードを作成するAPI、関連商品を表示させるAPIなどがあります。

卸売チャネル(Wholesale Channel)

Shopify Plusでは、卸売やBtoBでの商品販売も可能です。

卸売チャネルを利用するとログインパスワードを設定できるので、パスワードを共有した事業者のみと取引をすることで卸売・BtoBストアとして運用できます。また、事業者ごとに注文数に制限を設けたり、価格を設定することも可能です。

Shopify Flow

Shopify Plus で利用できるShopify Flowを使うと、EC運営業務を自動化できます。

商品ごとに注文の通知を受け取るかを指定したり、設定した金額を超えた取引があった場合にクーポンを配信したりする設定が可能になります。詳細設定が不要な方は、始めから用意されているテンプレートから選択するだけ簡単に設定可能です。

Shopify Script Editor

Shopify Script Editorを利用すると、複合条件付きのディスカウントが設定できます。例えば、商品を複数購入したら〇〇%OFF、過去に同一商品を注文した方のみ〇〇%OFFなど。設定できる項目は、項目スクリプト・決済スクリプト・配送スクリプトの3つです。

項目スクリプト:1つ購入すると1つ無料、2つ購入すると10%OFFなどの設定ができるスクリプトのこと。

決済スクリプト:決済サービスの変更や非表示、決済方法の自動選択など決済に関することを扱うスクリプトのこと。

配送スクリプト:サブスクリプションに加入しているユーザーの送料を無料にしたり、配送方法の表示や価格など、配送に関することを扱うスクリプトのこと。 

Launchpad専用アプリ

Launchpadは、イベントをスケジュール・管理する自動化ツールです。

販売期間や販売時間を限定したり、商品を公開するスケジュールを管理したりできます。事前に予約をしておいた内容が自動的に反映されるため、更新タイミングにスタッフが操作する必要がなくなります。

10個のストア運営ができる

Shopify Plusでは、追加料金なしで合計10ストアになるまでShopify Plus仕様のストアを追加可能です。

BtoC向けの販売ストアとBtoB向けの販売ストアを分けて運用したり、海外向けに言語別でストアを追加で作成したりできます。

チェックアウトページのカスタマイズ

Shopify Plusでは、チェックアウトページ(支払いや届け先を入力するページ)をカスタマイズ可能です。

例えば、画面のレイアウトを変更したり、入力フォームをカスタマイズしたり、配送日時指定などの配送オプションを追加したりできるようになります。海外向けに表示項目を多言語で表示させることも可能です。

Shopify Plusの優先サポート

Shopify Plusでは、電話・メール・チャットによる日本語でのサポートを24時間体制で優先的に受けられます。

また、ECサイトの立ち上げ時や運用時にも専門のスタッフによるサポートが提供されているので、ECサイトの立ち上げ・運用に不安がある方でも安心して利用できます。

複数通貨への対応

Shopify Plusでは、主にBtoBやDtoC向けに多通貨や多言語に対応しています。

また、GeoIP(IPアドレスからユーザーの地域を推定するサービス)の設定をすることで、ユーザーが商品を購入したときに国名や都市名などを取得できます。その機能で取得したデータを使用し、複数の国で販売した際でもその国の通貨への対応が可能になります。

登録ロケーション数を1000箇所まで設定可能

Shopify Plusでは、登録ロケーションを1000箇所まで設定できるようになります。

複数の倉庫や実店舗で在庫を管理している場合に役立つ機能です。

Transporter

Shopify Plusでは、既存のストアからShopifyに乗り換える際にデータをインポートするTransporter機能を持ったアプリが利用できます。

Transporterを利用すると既存のストアから顧客や注文、商品のデータをインポートすることができるため、スムーズに乗り換えることが可能です。

Bulk Account Inviter

別のプラットフォームからShopifyに移行した際に既存の顧客にストアが移行したことを知らせる通知を送るBulk Account Inviterが利用できます。

送る相手に合わせて細かい通知内容を設定することも可能です。移行したストアに既存の顧客を誘導する際に有効な機能です。

Googleタグマネージャーの利用が可能になる

Shopify Plusでは、Googleが提供しているストアの分析・計測ツールを一括で管理できるGoogleタグマネージャーを利用できます

Google AnalyticsやAdwardsなどのツールを利用してECサイトの訪問者を計測・分析する際に必要なタグを一括で管理し、業務を効率化します。

チームでショップを運営するための管理画面

複数のストアを運営している場合、個々のストアレベルではなく組織レベルでの運営が可能になります。

組織を効率よく管理するための以下のような機能があります。

ストア分析

  • ・組織全体の販売合計と注文を表示
  • ・特定のストアの販売合計と注文を表示
  • ・特定のストアのパフォーマンスに関するストア分析にアクセス可能

Shopify Flowの管理

  • ・新しいワークフローを構築
  • ・ワークフローを確認して編集
  • ・ストア間でワークフローを直接コピー
  • ・Flowアプリをインストールせずにストアのワークフローを有効化

ユーザー管理

  • ・新しいユーザーを組織に追加
  • ・ユーザーを一括で再有効化、一時停止、削除する
  • ・組織レベルの機能へのアクセスの割り当てや削除
  • ・ストアレベルのアクセス権と権限を管理
  • ・2段階認証
  • ・組織レベルのアクセス権とストアレベルのアクセス権を組み合わせて
  • 役割を作成し、ユーザーに役割を割り当てる

ストアマネージメント

  • ・組織内の全てのストアを表示し、ストアにアクセス
  • ・タイプまたはステータスによってストアを絞りこむ

ボット防止機能

ボット防止機能では「ECサイトを巡回し、セールをしているときや希少な商品が入荷したときに自動で購入するプログラム」などが自動で商品を購入することを防げます。期間限定のフラッシュセール中にボットによって大量に購入されてしまい、本来の顧客が購入できなくなるようなケースを減らすことが可能です。

ボット防止機能は、Shopify Plusサポートに問い合わせると利用できます。

POS Pro

Shopify Plusでは、POS proを追加料金なしで利用可能です。

POS proでは、レジスター(実店舗で支払い時に利用する機械)やストアスタッフ数が無制限に登録できるため、実店舗のデータの集計・分析が容易になります。

POS proで使用可能になる追加機能は以下のとおりです。

オムニチャネル型販売

  • 店舗受け取りの注文をShopifyのPOSから直接管理
  • 店舗で販売した商品を在庫がある場所から購入者の自宅へ直接配送
  • オンラインで購入した商品の交換を受付
  • オンラインで注文されたローカルデリバリーをShopify POSから管理

スマートな在庫管理

  • 販売元用とサプライヤー(供給元)用の注文書の作成
  • 需要を予測して提案する機能の利用
  • 他のロケーションに在庫転送を依頼し、入出庫を追跡
  • 低在庫レポートで在庫不足の際に警告通知
  • 滞留在庫を減らすセールの提案
  • 在庫を分析して消化
  • 在庫の変化を追跡して調整
  • バーコードスキャナーを利用してストアの実在庫と記録を照合
  • バーコードスキャナーを利用して正確な在庫数を把握
  • 詳細な在庫レポート

スタッフ管理

  • 業務の中でマネージャーの承認が必要なタイミングを指定
  • 管理画面へのアクセス権を持たないPOSのスタッフを追加・管理
  • POSのスタッフの役割と権限をカスタム可能
  • 販売データをスタッフごとに分類

チェックアウト

  • オンラインや実店舗で購入された商品の交換受付
  • カートの管理・保存・復元が簡単にできる
  • 印刷物レシートをカスタマイズ

レポートとストア分析

  • 日次レポートで販売、商品、スタッフの状況を確認

Shopify PlusとShopifyの料金比較

Shopify Plusの料金

Shopify Plusの利用料金は月額2,000ドルです。最上位のプレミアムプランが月額299ドルであるのに対して2,000ドルと高額ですが、利用できる機能の数や受けられるサポートが違います。月額で比較する場合、Shopify Plusでは月額89ドルのPOS proを追加料金なしで利用できる点なども考慮する必要があります。

プラン別の詳細な月額は以下のとおりです。

プラン名

年払い時の1月あたりの料金(ドル)

月額料金(円換算)

Shopifyベーシック

29USD

約3,200円

Shopifyスタンダード

79USD

約8,500円

Shopifyプレミアム

299USD

約32,500円

Shopify Plus

2000USD

約218,000円

Shopify Plusがおすすめな人

Shopify Plusは、以下のようなEC事業者におすすめです。

  • 受注処理や出荷指示、在庫調整を自動化したい方
  • キャンペーンや割引などの販促施策を自動化したい方
  • 複数のECサイトを効率よく運営したい方
  • EC運営に関わるスタッフが多い方
  • ECサイトで卸売やBtoB販売をしたい方

また、短時間の間にアクセスが集中する商品を扱う場合は、高性能なサーバーが使えるためトラブルが起きにくいShopify Plusがおすすめです。

Shopify Plusの手数料

Shopify Plusを利用すると、クレジットカード決済時の手数料を抑えることができます。

詳細な手数料は以下の表のとおりです。

 

Shopify Plus

ベーシック

スタンダード

プレミアム

国内クレジットカード

3.15%

3.4%

3.3%

3.25%

海外クレジットカード

3.75%

3.9%

3.85%

3.8%

Shopify ペイメント以外の

決済サービスを使用する場合の

追加手数料

0.15%

2%

0.5%

0.15%

Shopify Plusパートナーについて

Shopify Plusパートナーは、3種類あるShopifyのパートナープログラムのうち最上位のパートナーです。

Shopifyパートナーとはなにかから順に解説していきます。

Shopifyパートナーとは

Shopifyの構築などを依頼することができる企業です。

パートナープログラムは以下の3種類に分かれています。

 

特徴

Shopify partner

Shopifyとパートナーシップを結び、Shopifyのストア構築や

アプリ開発などを行う企業や個人のことです。

「Shopify パートナープログラム」から無料で登録できます。

Shopify Experts

Shopify partnerより上位のパートナーで、Shopifyから公式に

知識や実績を認められた企業や個人のことです。

Shopifyの審査を通過した場合のみ認められます。

Shopify Plus Partner

最上位のパートナーで、Shopify Plusのプランを提案できると

認められた企業や個人のことです。

Shopify Plus Partnerに認定されるためには、

厳しい審査を通過する必要があります。

Shopify Plusパートナーは、ShopifyやShopify Plusに関して豊富な専門知識や実績を持つShopifyの公式認定企業です。

Shopify Plusパートナープログラムの厳しい審査を通過しているため、信頼できる企業が揃っています。

提供しているサービスの例は以下のとおりです。

  • カスタムのウェブサイト開発
  • 他のプラットフォームからの移行
  • マーケティング、ブランディング、進行中の戦略
  • UXとデザイン
  • システムとアプリの統合
  • エンタープライズリソースプランニング
  • デジタルマーケティングソリューション
  • ビジネスのプランニングとコンサルティング

Shopify Plusに関する知識や実績が豊富なShopify Plusパートナー認定企業に相談すると、初めてでも不安なくShopify Plusを利用できます。

Shopify Plusパートナーの選び方

Shopify Plusパートナーを選ぶ際は、以下の3つのポイントを押さえておくとよいでしょう。

  • どのような実績があるか
  • 得意分野は自社のビジネスと合っているか
  • 料金は自社の予算と合っているか

Shopify Plusパートナーの多くは、自社のWebサイト上で導入実績や導入事例を公開していますので、確認してください。

また、Shopify Plus パートナーにも得意な分野と不得意な分野があるケースもあります。自社のビジネスに合った企業か確かめることも大事です。Webサイトで公開されている導入事例の中に同じ分野での導入実績がある場合は、実際に見て確認するとよいでしょう。

Shopify Plusパートナー3選

Shopify Plusパートナーを3社紹介していきます。

簡単な比較表は以下のとおりです。

会社名

特徴

実績例(一部)

株式会社

アパレルウェブ

・アパレル・ファッションなどが得意

・実店舗とECサイト情報の連携が可能

・自社/越境ECサイトの制作運用を一貫

・TENG STORE OSAKA 

(紳士アパレルブランド)

・PERFECT TAN 

(ゴルフウェアブランド)

・ザ・プロダクト 

(ヘアケア製品ブランド)

フラッグシップ

株式会社

・Shopify Plusの支援に特化

・越境ECが得意

・大規模ECサイトの支援実績が豊富

・実績は非公開

・Shopify Plusパートナーに

日本で最初に認定されている

トランスコスモス

株式会社

・EC業務のワンストップサービス

・グローバルECサイトの実績が豊富

・Shopify専用物流倉庫を運営している

・株式会社講談社

・株式会社サンリオ

・株式会社フィリップス・ジャパン

さきほど紹介した選び方のポイントも踏まえて、自社に合ったパートナーを選ぶ際の参考にしてください。

株式会社アパレルウェブ

株式会社アパレルウェブ

画像引用:株式会社アパレルウェブ

おすすめポイント

  • アパレル・ファッションなどのライフスタイル領域が得意
  • 実店舗とECサイト情報を連携させる機能を導入できる
  • 自社ECサイト・越境ECサイトの制作から運用まで一貫でサポート

株式会社アパレルウェブは、アパレル・ファッションなどのライフスタイル領域が得意なデジタルマーケティング会社です。Shopifyが主催した「Shopify Partner of the Year 2022 – Japan」では「Retail Partner of the Year 2022」を受賞しています。

実店舗とECサイトの情報を連携させて一括管理できるShopify POSの導入支援を得意としているため、Shopify POSの導入に不安がある方におすすめです。

また、自社ECサイト・越境ECサイトの構築から運用まで提供しており、一貫したサポートを受けられることもおすすめポイントです。

会社概要

会社名

株式会社アパレルウェブ

会社所在地

〒103-0023

東京都中央区日本橋本町一丁目9番-13号 日本橋本町1丁目ビル5階

設立年

2000年

実績詳細

  • TENG STORE OSAKA(紳士アパレルブランド)
  • PERFECT TAN(ゴルフウェアブランド)
  • ザ・プロダクト(ヘアケア製品ブランド)

 など多数の導入実績あり

フラッグシップ株式会社

フラッグシップ株式会社

画像引用:フラッグシップ株式会社

おすすめポイント

  • Shopify Plusでのサイト開発支援に特化
  • Shopify Plusを使った大規模ECサイトの支援実績が豊富
  • グローバル人材による越境ECに強みがある

フラッグシップ株式会社は、Shopify PlusでのエンタープライズECリニューアルに特化した会社です。Shopify Plusを使った自社ECサイト開発支援において国内最多の導入実績があります。

SHopify本体の機能ローカライズ支援などを行ってきた会社でもあり、Shopifyに関するノウハウを多く持っています。

また、15カ国から集まったエンジニアやUIデザイナー、プロジェクトマネージャーで構成された組織です。具体的には、北米、欧州、台湾、香港、シンガポール、韓国への展開で多数の実績があります。そのため、越境ECの分野も得意としています。

Shopify Plusについての知見や実績が豊富な会社に相談したい方におすすめです。

会社概要

会社名

フラッグシップ株式会社

会社所在地

〒153-0063

東京都目黒区目黒2-11-3

設立年

2012年

実績詳細

スタートアップから上場企業まで、

幅広く国内向けの大規模ECサイトを支援してきた実績あり

トランスコスモス株式会社

トランスコスモス株式会社

画像引用:トランスコスモス株式会社

おすすめポイント

  • グローバルECワンストップの豊富な実績
  • EC業務のワンストップサービスを提供
  • Shopify専用物流倉庫「スピードロジ」を運営している

トランスコスモス株式会社は、EC関連サービス、WEB広告運用やMA導入・運用、コンタクトセンターなど、IT領域の幅広いサービスを提供している会社です。EC関連サービスだけで見ても、サイト構築や運用、データ分析、カスタマーケアだけでなく、システム開発まで自社で行っています。

講談社やサンリオなど、有名企業に対してECワンストップサービスを提供した実績が豊富にあるため、安心して任せることができる会社です。

また、Shopify専用の物流倉庫「スピードロジ」の運営をしている点も特徴の1つです。Shopifyの管理画面と連携できる「スピードロジ」を併用すると、手間なく商品在庫の管理コストを減らせます。

会社概要

会社名

トランスコスモス株式会社

会社所在地

〒170-6016 

東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60

設立年

1985年

実績詳細

  • 株式会社講談社
  • 株式会社サンリオ
  • 株式会社フィリップス・ジャパン

 などでECワンストップサービス提供実績あり

Shopify Plusで効果的にサイト運営を行おう

Shopify Plusの機能やShopify Plusパートナーについて紹介してきました。Shopify PlusにはECサイトを成功させるために有効な機能が多くあることを理解していただけたと思います。Shopify Plusの機能を活用するとECサイトを効率よく構築・運営することができますので、ぜひ検討してみてください。

Shopify Plusの機能を十分に活かしたECサイトの立ち上げや運用に不安のある方は、Shopify Plusパートナーに相談してみるとよいでしょう。Shopifyに認定されている企業のため、安心して任せられる企業が揃っています。