カラーミーショップのデメリットについて検証!メリットも合わせて紹介

リーズナブルな料金でECショップを開設できるカラーミーショップ。しかし「思うように売れない」「手数料が高い」といった、評判もあり不安になる方もいるでしょう。
この記事では、カラーミーショップのデメリットとメリットについて解説。機能や他サービスとの違いも紹介しますので、ECサービス選びにお役立てください。
なお、ECサイト制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はEC幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算に合った最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
カラーミーショップのレビュー検証
カラーミーショップには次のようなデメリットが挙げられています。
- デザインテンプレートのデザインが良くない
- トラブルが起きたときのサポートの対応が遅い
- 決済手数料が高い
- 集客力がない
- コードがわからないとカスタマイズは厳しい
- プランによって常時SSLが有料
- クレジットカードをお店で使えるようにするには費用がかかる
- 定期販売の通販には向いていない
しかし、必ずしもデメリットとは 言えないものもありますので、それぞれ詳しく解説します。
デザインテンプレートのデザインが良くない
カラーミーショップには「デザインが古い」「洗練されていない」などのレビューがあります。実際、無料テンプレートの中には制作時期の古いものも少なくありません。
カラーミーショップのデザインテンプレートは無料テンプレートが47点、有料テンプレートが34点とバリエーションは豊富ですが、もし無料テンプレートで満足できなければ、最新のデザインを入手可能な有料テンプレートを利用できます。さらにテンプレートプラス機能(※レギュラー・ラージプランは無料)を使えばデザインの拡張も可能です。デザインが良くないと感じるのであれば、課金を検討してみると良いでしょう。
トラブルが起きたときのサポートの対応が遅い
カラーミーショップには、「サポートの対応が遅い」というレビューもあります。フリープランだとトラブル時に電話やチャットによるリアルタイムサポートがないことが原因だと考えられます。気になる場合は、有料のレギュラー・ラージ・プレミアムプランにしましょう。
決済手数料が高い
カラーミーショップには「決済手数料が高い」という声もあります。
他社との手数料の比較は後述しますが、カラーミーショップではクレジットカードの決済手数料が4%〜と、高めではあります。一方でカラーミーショップは初期費用や月額費用は他のECサービスと比べて低いため、ショップの運営上どちらを重視するかで検討するとよいでしょう。
また、決済パッケージ「カラーミーペイメント」を利用した場合のAmazon Pay、楽天ペイ、LINEペイ、Pay Payの月額料金は2,200円が必要です。
集客力がない
カラーミーショップは「集客力がない」というレビューもあります。「集客にはそれなりに知識と導線が必要」という声も。
とはいえ集客に知識が必要なのはカラーミーショップだけに当てはまるわけではありません。自社ECサイトではECモールに出店するのと比べて集客力がないのは当然です。カラーミーショップの運営会社GMOペパボの2022年度の決算説明会資料によれば、前年に比べてカラーミーショップの売上高は増加しています。機能やデザインのアップデートも頻繁に行なっているため、集客機能はむしろ充実しています。
カラーミーショップで売れない場合は、ほかのECサービスを使っても売れないかもしれません。後述する方法で売れるように対処することをおすすめします。
コードがわからないとカスタマイズは厳しい
カラーミーショップは「コードがわからないとカスタマイズは厳しい」という声もあります。「素人でも簡単に操作できる部分を増やしてほしい」との声も。
ネットショップ初心者が難しいと感じる技術とは、HTMLやCSSなどの言語とWebデザインの技術のこと。これらを理解していれば、デザインの自由度が大幅にアップすることは事実です。
もっとも、コードがわからないとカスタマイズが難しいのは、基本的にすべてのサービスに共通することで、カラーミーショップに限りません。もしコーディングの知識がなく高度なサイトを作りたい場合には、Webサイト制作の専門業者へ制作を依頼することをおすすめします。
プランによって常時SSLが有料
カラーミーショップはプランによって常時SSLが有料です。レビューには「無料のサーバーがほとんどなのに、カラーミーショップは独自ドメインで月額費用が必要」との声も。
カラーミーショップではフリープランで独自ドメインを設定している場合、常時SSL機能は月額1,100円の有料オプション扱いになります。一方レギュラー・ラージ・プレミアムの有料プランについては、プラン内に常時SSLの料金が組み込まれているため、別途料金は必要ありません。
近年は顧客のセキュリティ意識が高まっているため、有料プランかフリープランの月額料金のいずれかで常時SSL化をすることは必須です。初期投資を抑えるか、運営費用を抑えるかで判断しま
しょう。
クレジットカードをお店で使えるようにするには費用がかかる
カラーミーショップでは「クレジットカードをお店で使えるようにするには費用がかかる」というレビューもあります。
カラーミーショップを契約するだけでは、ショップにクレジットカード決済やコンビニ決済を導入することはできません。店舗や商品の登録を行った後に、別途決済登録の契約が必要で、月額費用が発生します。
クレジットカード決済を利用する場合には「月額最低手数料」が必要で、決済手数料が下記の金額を下回った場合のみ支払いが生じます。
- VISA/MASTER/DINERS:2,750円
- JCB/AMEX:1,100円
決済手数料が上回った場合は、支払いは決済手数料のみです。決済代行の登録が別途必要な点は、カラーミーショップに限りません。どのECサービスを利用しても、別途契約する決済代行サービスにより料金が発生することがあります。
定期販売の通販には向いていない
カラーミーショップは「定期販売の通販には向いていない」というレビューもあります。
カラーミーショップには定期販売機能があるものの、リピート通販には次のような制約があります。
- レギュラープラン以下で「これまでのショッピングカート」を利用の場合は決済方法にクレジットカードは利用できない
- 定期購入商品の設定は月1回のみで、週1回、隔週、隔月などの設定はできない
もし訪問してきたユーザーに定期購入してもらえるサイトを作りたい方には、同じ運営会社のGMOペパボが提供する「カラーミーリピート」の利用をおすすめします。
カラーミーリピートは定期販売・リピート通販に特化しており、購入サイクルを月1回のほか週1回など柔軟に設定できます。また売上が上がっても販売手数料が無料などのメリットもあるため、リピート通販を行う場合はカラーミーリピートを検討するとよいでしょう。
カラーミーショップのメリット
ここまでカラーミーショップのデメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。それぞれ詳細に解説します。
- 利用者が多くて信頼できるサービス
- ECモールとの連携ができる
- データ分析の機能がある
- デザイン・機能がそろっている
- カラーミーショップで海外展開ができる
- 事業成長に対応できるプランがある
- 集客・販促施策に役立つ標準機能が揃っている
- UIが優れている
- 低コストで始められる
- CMSとの連携ができる
- カートJS機能(どこでもカラーミー)
- 決済手段が豊富
- 定期購入機能が用意されている
利用者が多くて信頼できるサービス
カラーミーショップの利用者数は国内最大級の44,000店以上。しかもその中の約6割が3年以上、4割が5年以上、さらに6.8%が10年以上もカラーミーショップを継続して利用しているユーザー
です。
カラーミーショップで店舗運営を長く継続するユーザーが多い理由には、後述する柔軟なプラン移行の可能性や充実の機能があります。ネットショップの初心者から熟練者まで幅広いユーザーがいることも、カラーミーショップの特徴です。
ECモールとの連携ができる
カラーミーショップは自社EC運営だけでなくECモールとの連携も可能です。
提携サービスとして、複数のネットショップのシステムを連携して一括管理できる「ネクストエンジン」というツールが備わっています。通常は複数店舗を運営すると受発注や在庫管理が煩雑化してしまいますが、ネクストエンジンなら全店舗の一括管理が可能。
集客の行いやすい楽天市場やAmazonなどの大手ECモールで出店すると同時に、自社ECでブランディングを図ることも可能です。
データ分析の機能がある
カラーミーショップはデータ分析の機能が充実しています。
「アクセスプラス」はカラーミーショップのオリジナルアクセス解析ツール。デフォルトで備わっている機能で、タグ設定などの面倒な設定は不要です(フリープランでは月額550円)。
ネットショップの売上アップにつながる解析ログがあることも、アクセスプラスの特徴。例えば売上が発生した商品のリンク元をたどり、商品購入に関する購入者の傾向を把握することが可能。またアクセスがあるのに売れない商品について、改善すべきページを探すといったこともできます。
カートの中まで簡単に足跡をたどれることも、アクセスプラスのメリットです。
デザイン・機能がそろっている
デザインと機能が豊富なことも、カラーミーショップの特徴です。
テンプレートが豊富にあるだけでなく、カラーミーショップはデザインを自由にカスタマイズすることもできます。そのため、店舗の規模を拡大したときに機能を拡張したり、流行のデザインに変えたりすることも可能。オプションの「テンプレートプラス」機能を使えば次の設定も可能です。
- 営業日カレンダー管理
- トップページバナー設定
- 新着商品管理
- イチオシ商品管理
- インフォメーション登録
ただし、デザインをカスタマイズするにはHTML、CSSの知識が不可欠で、さらに自由度を上げたい場合はJavaScriptやSmartyあたりの言語も必要になります。
カスタマイズしたいけれどWebサイト作成に自信のない方は、有料テンプレートを活用するか、Web制作会社にWebサイト制作を依頼するとよいでしょう。
カラーミーショップで海外展開ができる
カラーミーショップでは海外展開も可能です。
カラーミーショップの海外展開用アプリ「WorldShoppingBIZ for カラーミーショップ」は世界125か国に対応。月額料金5,500円で、注文の受付、発送、カスタマーサポートまで対応してくれ
ます。
タグを1行設置するだけで、以下のサービスの利用が可能です。
- 多言語ナビゲーション
- 海外在住者向け住所入力フォーム機能
- 多言語カスタマーサポート
ただしネットショップ自体の多言語化は自身で行う必要があります。また食品やデジタルコンテンツ、定期便など一部対応していない商品もあるため、事前にご確認ください。
事業成長に対応できるプランがある
事業が成長したときに対応できるプランがあることも、カラーミーショップの特徴です。
次の4つのプランの中から、自店の販売状況や形態にもっとも適したプランを選択できます。
プラン |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
プレミアム |
初期費用 |
無料 |
3,300円 |
3,300円 |
22,000円 |
月額費用 |
無料 |
4,950円 |
9,595円 |
39,600円 |
無料体験期間 |
ー |
30日間 |
||
決済手数料 (クレジットカード) |
全決済6.6%+30円 |
4.0%~ |
3.14%~ |
|
アカウント数 |
無制限 |
|||
商品登録数 |
無制限 |
|||
ディスク容量 |
200MB |
5GB |
100GB |
100GB |
※2023年6月現在
月商10万円程度が見込まれる場合は、販売手数料が安く機能が充実したレギュラープランがおすすめです。
ラージプランは、ショップの規模が大きくなっても効率のよい運営ができるよう、機能制限なく利用できるよう設定されたプランです。大きなディスク容量を必要とする場合は、ラージプランが適しているでしょう。
プレミアムプランでは、月商200万円以上になると他のプランよりもコストカット効果が高まります。これらのことから、事業の成長に合わせてプランを移行することがおすすめです。
集客・販促施策に役立つ標準機能が揃っている
カラーミーショップはプランごとに下記の集客・販促機能を利用できます。
主要機能 |
フリー |
レギュラー |
ラージ |
プレミアム |
|
ショップ作成・ 運用 |
デザイン テンプレート登録数 |
~5点 |
~10点 |
~10点 |
~10点 |
公式WordPress プラグイン |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
名入れ機能 |
ー |
〇 |
〇 |
〇 |
|
都道府県別 配送日設定 |
ー |
〇 |
〇 |
〇 |
|
アクセス解析 |
一部機能のみ 550円/月で 全機能利用可能 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
HTML・CSS編集 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
ショップ内検索 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
独自ドメイン設定 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
常時SSL |
〇 独自ドメインの 場合は 1,100円/月 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
商品情報・ 顧客情報CSV一括登録 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
副管理者設定 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
ショップ用 メールアドレス |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
iPhone・ Androidアプリ |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
集客・追客 |
商品レビュー |
ー |
〇 |
〇 |
〇 |
クーポン発行 |
ー |
〇 |
〇 |
〇 |
|
フォローメール |
ー |
〇 |
〇 |
〇 |
|
GoogleAnalytics eコマース |
ー |
〇 |
〇 |
〇 |
|
カート貼り付け機能 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
メールマガジン発行 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
※2023年6月現在
どのプランにも標準機能として、リスティング広告が割安で出稿できる機能や、SEOの知識がなくても対策ができる集客・販促機能がついています。
カラーミーショップでは機能だけでなくサポート体制も充実。ネットショップやWebサービスの初心者が迷わずショップを運営できるよう、詳細なマニュアルやQ&Aが整備されているため、安心です。
UIが優れている
カラーミーショップの管理画面は初心者の方でも直感的に操作が可能です。
ショッピングサイト構築時の初期設定も、画面の指示に従い必要事項を入力し、テンプレートを選ぶだけで完了。アイコン表示も親切です。運営面でも、在庫数や表示の順序などを簡単に設定できるとユーザーから高評価です。
操作性がよいため、操作につまずき問い合わせる必要がなく、ストレスフリーでEC運営が可能になります。
低コストで始められる
カラーミーショップはASP型カートシステムの中でもリーズナブルなカートシステムです。
カラーミーショップ以外のメジャーなASP型カートシステムであるMakeShopでは月額10,000円~、フューチャーショップは月額30,000円~。それに対しカラーミーショップは月額4,950円~(レギュラープラン)のため、初めてのショップ開設をコストを抑えてスタートできます。
さらにカラーミーショップは、どんなに売れても販売手数料が無料のため、商品が売れるほど利益が上がるシステム。
リーズナブルでも機能が豊富なため、店舗規模が大きくなっても機能を追加しながら利用が可能
です。
CMSとの連携ができる
カラーミーショップでは、WordPress(CMS)をネットショップに組み込むことができます。
WordPressとの連携は有料アプリ「カラーミーWPオプション」(月額5,500円)で実現可能。サイト作成をWordpress(CMS)で行い、カラーミーショップを連携させれば、多彩な表現でコンテンツを作成できるため、サイトの自由度を増すことも可能。自社商品やサービスをより魅力的に紹介できます。
WordPressの開設にサーバーやドメインの別途契約は不要。カラーミーWPオプションは商品の魅力を伝えたい方、オウンドメディア経由でファンを増やしたい方におすすめです。
カートJS機能(どこでもカラーミー)がある
カラーミーショップのカートJS機能「どこでもカラーミー」は、Wordpressなどで制作された外部サイトにカラーミーショップのカートボタンを設置する機能です。
導入手順は、管理画面で発行したJSコードをホームページやブログに貼り付けるだけ。既存のCMSサイトにカートボタンの設置が簡単に行えます。
どこでもカラーミーは既存のブログを活用したい方、ブログ経由の購入を増やしたい方、自由度の高いWebサイトでブランディングを強化したい方におすすめです。
決済手段が豊富
カラーミーショップは決済手段が豊富です。
クレジットカード支払いのほかにも後払い、コンビニ払い、代引き、AmazonPay、楽天ペイなどの支払いも可能。主要な決済手段はほとんど網羅しています。
購入者側からも支払い方法の選択が簡単。そのためクレジットカードを持たない若年層から後払いを好む高齢者層まで、顧客の幅広い決済ニーズに応えることができ、カゴ落ちリスクを減らせます。
カラーミーショップは幅広い顧客層を対象に商材を販売する場合におすすめです。
定期購入機能が用意されている
カラーミーショップのラージプラン以上であれば「定期購入」機能が用意されています。
定期購入機能とは、1回受注をすれば、毎月指定の日に同じ注文が入る機能です。商品の生産や入荷に合わせて受注日を決められるため、入荷待ちが発生しません。
定期購入サービスは固定客づくりに役立ち、活用すれば売り上げの安定化が期待できます。
定期購入機能は、食品や日用品など毎日の生活商材を取り扱う方、各種講座や教室を運営される方、DtoCにおける生産業務を効率化したい方におすすめです。
カラーミーショップ利用に必要な費用・手数料
カラーミーショップの利用に必要な費用と手数料は下記のとおりです。
フリー |
レギュラー |
ラージ |
プレミアム |
|
初期費用 |
無料 |
3,300円 |
3,300円 |
22,000円 |
月額費用 |
無料 |
4,950円 |
9,595円 |
39,600円 |
決済手数料 |
クレジットカード コンビニ払い GMO後払い Amazon Pay 全決済 6.6% + 30円 ※コンビニ払い(セブンイレブン)、 Amazon Payは法人のみ ※GMOイプシロンへの申込が必須 ※GMO後払いの場合、 請求書の発行に 203~236円/回 ※Amazon Payは6.5%+30円 |
クレジットカード4.0%~5.0% 後払い4.0%⁺236円/回 コンビニ払い143円~/回 代引き決済396円~/回 Amazon Pay月額2,200円 + 3.9% 楽天ペイ月額2,200円 + 4% LINE Pay月額2,200円 + 3.45% PayPay月額2,200円 + 3.45% ※GMOイプシロン契約時の料金 ※利用には別途決済代行会社との 契約が必要 |
||
有料 テンプレート |
9,167円~ |
|||
有料 オプション |
常時SSL(独自ドメインのみ):月額1,100円 独自ドメイン取得オプション:月額550円 メールマガジン(有料プラン):月額330円 GoogleショッピングPro:月額5,500円 |
GoogleショッピングPro:月額5,500円 |
||
アクセスプラス:月額550円 FTPサービス:月額550円 テンプレートプラス:月額550円 |
左記プランのサービスが プランに組み込まれている |
|||
有料アプリ |
アプリごとに異なる月額費用あり |
※2023年6月現在
無料のフリープランと有料プランでは決済手数料が異なる点にご注意ください。
フリープランはショップ開設時の負担を抑えられますが、収益が上がると決済手数料が負担になります。常態的に売上が出るようになったら、月額費用がかかっても決済手数料が低いプランへ移行することをおすすめします。
カラーミーショップの導入事例
ここでECショップ開設のイメージができるよう、カラーミーショップを導入し成功している事例を紹介します。
それぞれ商材や販路の拡大方法に特徴がありますので、参考にしてください。
株式会社兵左衛門

画像引用:株式会社兵左衛門
福井県小浜市の老舗箸メーカー「株式会社兵左衛門」は、メールフォームでの受注からスタートし、現在は海外販売まで手掛けています。
カラーミーショップを導入するにあたり、事前にアクセス分析を実施した結果、広告でネットショップへの流入は増えたものの、離脱率がかなり高かったことが判明。「サイトの動線設計が悪いのではないか?」ということで、見直しを行いました。
UI/UXの改善に加え、WorldShopping BIZの導入で海外クレジットカードによる決済も可能にするなど、販路を拡大しています。
新三郎商店株式会社

画像引用:新三郎商店株式会社
福岡県糸島市の製塩業「新三郎商店株式会社」。独自開発の塩製品卸販売にカラーミーショップを導入、業務の効率化に成功しています。
もともと毎月100件くらいの注文を電話やFAXで受けていたため、ネットショップの立ち上げを決断。カラーミーショップで卸販売ができるようになると聞いて、卸販売アプリはリリース後すぐに導入したとのこと。
導入前はスプレッドシートによる管理や電話での受注、アナログ在庫管理などによる工数とミスの多さが課題でした。
しかし入金のお礼メールや発送までの1つ1つの作業が自動化され、業務効率もアップ。直販ではなくASPサービスを利用したことで、スーパーや百貨店などへの販路拡大にも成功しています。
株式会社タンケン社

画像引用:株式会社タンケン社
自由が丘のセレクトショップ「株式会社タンケン社」では、実店舗のみからネットショップへ販売経路を拡大し、急成長を遂げています。
実店舗とネットショップを”お散歩するように”どちらも楽しんでもらえるよう、モールよりも自由度の高い方法を探してカラーミーショップを導入。ネットでありながら顧客と温度感のあるコミュニケーションを取れるUI/UXを実現しています。
お店の世界観を表現できる自由度の高さを、知識0の初心者スタッフでも実装できたとのこと。
ECショップを開設しWebサイト構築に注力した結果、カラーミーショップ導入前の8倍の売り上げを出すまでに事業を成長させました。
カラーミーショップで売れないときの対処法とは
せっかく店舗を開設しても収益が出なければ継続できません。そのため、商品が思うように売れない場合は売れるよう対処する必要があります。
オンラインショップで売上を増やすためには、そのサイトへのアクセス数を増やすことが重要です。
そのためにできるもっとも効果的な対策は次の2点です。
- SEO対策をする
- SNS集客をする
「SEO対策」とは、ユーザーが商品に関連するキーワードでネット検索をしたときに、自社ショップのサイトページが上位に表示されるよう対策をすること。サイトのコンテンツを充実させることが、もっとも有効なSEO対策です。
「SNS集客」とは、SNS上で自社ECサイトや商品を宣伝し、サイトへの集客率を上げることです。TwitterやInstagramはアカウント登録のみで投稿は無料。商品に関連するハッシュタグを付ければ、そのワードで検索したユーザーに商品広告を表示することができます。
実店舗の宣伝では印象づけのために看板やポスター、チラシのデザインや文面を工夫するでしょう。同様に、ネットショップの広告はインターネット上の人目に触れる場所で、見え方や印象に配慮する必要があるのです。
カラーミーショップの利用がおすすめな人
これまで解説したデメリット・メリットから、カラーミーショップは、次のような方におすすめ
です。
- 知識やスキルはないけどネットショップを始めたい
- しっかりサポートを受けながらネットショップを開設したい
- 販売手数料が無料なところでネットショップを開設したい
- 大手企業の運営で安心してネットショップ作成サービスを利用したい
カラーミーショップは主に初心者でも始めやすいサービスや機能を提供しています。一方でHTMLやCSSを使えばサイトを自由にカスタマイズすることも可能。機能も豊富であることから、事業が軌道に乗って大きくなっても、有効に利用ができます。
スタート時は30日間無料のため、まずは試してみて手応えがあったら、少しずつ機能を追加していくとよいでしょう。
その他のECショッピングサイトとの比較
最後に、カラーミーショップとその他のECショッピングサイトとの費用を比較しました。それぞれの費用と手数料から、自社の取扱商品や運営に適したサイトをご検討ください。
初期費用 |
月額費用 |
決済手数料 |
|
カラーミーショップ |
3,300円 |
917円~7,945円 |
4.0%~5.0% |
Shopify |
0円 |
33ドル~399ドル |
3.4%~4.05% |
MakeShop |
11,000円 |
12,100円 |
3.14%~ |
Stores |
0円 |
2,980円 (初月0円) |
3.6% ※Amazon Payは3.9% |
BASE |
0円 |
登録時:0円 グロースプラン:5,980円 ※月商17万円以上 |
2.9%~ |
※2023年6月現在
月額費用ではカラーミーショップとBASEが低めですが、機能の充実度を考慮に入れると、カラーミーショップが有利といえそうです。
カラーミーショップには多様な連携サービスがあり物量が多くても対応できるため、ネットショップの立ち上げから成長期まで継続して利用できるでしょう。
デメリットや評判を踏まえてカラーミーショップの利用を考えよう
カラーミーショップにはいくつかのデメリットがありますが、店舗展開に有利なメリットも多数あります。
ECサービスの良し悪しについては、扱う商材や販売方法、物量など、店舗運営におけるさまざまな方針や要素により判断が異なります。また、自社店舗の成長によっても取るべき方針は変化します。
そのためカラーミーショップなどのECサービスを導入する際には、評判も参考にしながら、自社の運営に適したサービスを検討することが重要です。
なお、ECサイト制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はEC幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算に合った最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。